Cinematic Chilli Pepper

偏見まみれの映画感想!映画や映像にまつわるアレコレを雑多に載せてます!

陰陽師:二つの世界

★★☆☆☆ 2.9

f:id:mami-tasu:20211226003439j:plainf:id:mami-tasu:20211226003516p:plain

 

あらすじ

夢枕獏の人気小説『陰陽師』を原作に中国のRPGゲームを映画化。人と妖怪が棲み分けをした世界。陰陽師は古の妖蛇の封印に日々、勤しんでいたが、ある日事件が勃発。半妖でありながら陰陽師である清明がその犯人とされてしまい、彼はやむを得ず都から逃れる。

 

とゆうことで、たまには毛色の違った作品を。

まぁ、想像はつく出来高だと思う。

 

 

中国だけど、陰陽師だし清明だけど大丈夫??て思ったけど大丈夫だった

なるほど、ゲームが原作なんだね

映画化するくらいだから人気なんでしょうか。

しかし、思った以上にファンタジー!!!!

 

清明と聞くとどうしても野村萬斎が出てきちゃうけどそれとは全然別。

式神に焦点が当たっててファンタジーしてた

妖怪なのか

二宮金次郎みたのもいたけど。

鎌鼬のこもかわいかった

 

どこかで見たことある演出や何度みても源の人は大沢たかおに見える

(みなさんどうでしょうか?)

女の子のほうは高橋環奈とゆうか銀魂の神楽に見えるし。

ラスボスはBLEACHみたいになってるし。

なんでもありか!?と思えるくらいの既視感。

 

いろいろツッコミどころは多いけれど

何も考えずにみれてよかった

バトルシーンはTHE中国ムービーて感じ

ワイヤーアクション

意外と見ごたえあり

 

清明である必要はなかったけどね

tick,tick...BOOM!

★★★☆☆  3.0

f:id:mami-tasu:20211224221641j:plainf:id:mami-tasu:20211224221715p:plain



あらすじ

名作ミュージカル「RENT レント」を生んだ作曲家ジョナサン・ラーソンの自伝ミュージカルを映画化した。1990年のニューヨーク。食堂のウェイターとして働きながらミュージカル作曲家としての成功を夢見るジョナサンは、オリジナルのロックミュージカルの楽曲を書いては直しを繰り返していた。もうすぐ30歳を迎え、これまでともに夢を見てきた仲間たちも現実に目を向け始め、焦りを覚えるジョナサン。自分の夢に価値はあるのか、時間を無駄にしているだけではないかと自らに問いかけながらも、時だけが過ぎていき……。

 

ジョナサン:アンドリューガーフィルード。

スーザン:彼女。

 

いやー・・・ミュージカル映画はすごい好きだし。

映画における音楽の重要性を大学の卒論で書いたくらいなんですが。。。

 

アンドリューガーフィールドがあまり好きな役者さんじゃない。

これに尽きるかも。

相性が私たちよくないのね。。。。

 

自伝的な内容であるがなんかもう全部ダメダメ。

彼女との関係も曲が書けないのも、ウェイターやだーも。

みんなもがいて生きてる。

 

視聴会が上映されないとわかったときはそれは確かに悔しい

あれほど悔しいことはないだろうし。

何もかも投げ出したくもなるだろうな

 

ただやっぱりガーフィールドが好きになれない。。。。!!

もはやごめんなさいw

歌自体はいい。

コーラスの人たちが歌ってる場面はすごくいい

しかし、

お前は歌うな!!と言いたくなるくらい

ガーフィールドも歌う。

なんかしっくりこず。

やっぱり相性かな??

 

周りの人たちはとてもいい人でそれは素晴らしい。

 

実際にはレビューも高めで、いい映画なんだろうけど。

偏見まじりの私には響かなかったなぁ

 

Netflixにレントも来てるので見てみよう

誰が為に見るのか。

2022年は少し映画が復活するのかな?

 

心機一転、映画館の近くに住むことだし。

2022年は映画館へ観に行きたいな、と密かに思いを馳せているわけですが。

 

シリーズ物を映画館で観るには、まず既存の内容をしっかりと頭に入れなければいけない。

 

直近である、二つの映画を挙げよう

キングスマン:ファーストエージェント

②ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密

 

気になる。。

今更だけど、観たことない。

キングスマンはちょっとだけ観た。けど、記憶にない。

どちらも評価は高く、だからこその続きもの。

こうゆうのはタイミングだし、自分が観たいと思ったときが

鑑賞時!!とゆうことで、それが今なんだと思う。

このタイミングを逃さす、自分の中の波に乗るのが大切

直感に従ってね。

 

とゆうこで、いつ、自分のために、映画観ようかな。

自分のために。

the half of it:面白いのはこれから

★★★☆☆ 3.4

f:id:mami-tasu:20211221005534j:plainf:id:mami-tasu:20211221005701p:plain

 

あらすじ

アメフト男子に頼まれて、ラブレターを代筆することになった成績優秀なエリー。お陰で彼との友情は芽生えたけれど、彼と同じ女の子が好きな心の内はかなり複雑...。

 

エリー:中国人の主人公。なんでもこなす才色兼・・・・くらいかな。

 

 

 

ハーフオブイットとは。。。。。を考える

いろいろなレビューを見たけれど。いろいろな解釈があった。

「ハーフオブイット」これは半分。

半分とは。物語がここでちょうど半分。

結論とオチから逆算してしまうけど、

みんなの物語はまだ半ば。もしかしたら悪い未来も良い未来も両方待っているかもしれない。

関係性は終わりでもなく、でも、始まりでもなく。

これからいかようにもなれる可能性が、彼らには待っているということかなって。

エリーは大学に行き、新しい人間関係や環境が始まる。

自分がLGBTQであることを認識してまた成長していく。

 

アスターは、まだ自分がわからないが、自分のやりたいことを見つけて

それに向かって少しずつ進みだしている。今後、エリーとどうなっていくかは、前向きに。。。。思いを馳せることが出来るかもしれない。

 

ポール。自分の料理をもっともっと知ってもらうためにもっともっと邁進していくと思う。

 

まだ何も成し遂げてないけれど、これから。だから、面白いのはこれから。なのかな。

てゆう、自分解釈でした!!

 

とゆうことで、オチが先に来てしまった。

なにこれ。ポールと(アスターの彼氏)トリッグ

バカしかいないやんwww

トリッグがただのイケメンバカいいやつだった。

こうゆう映画は往々にして、イケメンは嫌な奴だったりするからね。

愛すべきバカたちだった。

 

ポールに関しては、もはや本当にいいやつで、

エリーのチャリを追っかけているうちにめっちゃ足早くなり、アメフト選抜されておるw

すごすぎる。

うっかり好きになっちゃったエリーにキスしようとして拒否られる

なんかもうみんな切ないよね。

 

LGBTQやポリコレに焦点をあてた映画で、

そんな深い内容でもないので、意外と気軽に観れる。

 

そんな映画でした

 

ラブハード

★★★★☆ 4.1

 

f:id:mami-tasu:20211128013206j:plainf:id:mami-tasu:20211128013416p:plain

 

あらすじ

デートアプリで知り合った男女の仲を描くラブコメディー。ロサンゼルス在住の女性が、東海岸に住む男性と恋に落ちるが、相手は写真とは似ても似つかない人物だった。

 

現代らしい内容

何気なしに観たけれど。

 

めっちゃヒット。

クリスマスラブコメとしてまずはライトにみれる

しかもこうゆうSNSから始まる偽りの・・なんて設定もよくある

マイリスには入れてたけど後回しかなーなんて気持ちでみたけれど。

まじでよかった

 

しかもブサイク・・とゆうかもはやあまりないヒロインの相手役

 

でもね。わかる

顔から始まっても実際に話してたのはジョッシュだし

心配も優しさも全部ジョッシュの本物

 

しかも自分に驚いたのが

実際にジョッシュにナタリーが会った後のほうが本当に

ジョッシュいい男だなってシーン多くないですか!!!!

 

彼女のフリして!なんて最低なこともあるけれど。

まずは趣味多き人だし

実はアウトドアショップ経営もなかなか魅力的

ボルダリングで頂上までナタリーも迎えにいく様子も

いつだってナタリーを心配している様子も

全部。この男いいやつかよ!!

てゆうか人間としても魅力がすごすぎて。

正直こうゆう人のほうが現実にも私は魅力的に感じる

 

確かにマッチングアプリで卑屈になっていたかもしれないけど。

実際の彼は行動的だし

優しさにあふれて社交的

常識もあるしね

ジョッシュいい男

 

あとは。

えwなんだこの家族www

地味にBGMもすごくいい。

ジョッシュの登場シーン

ナタリーのカラオケ大会

兄貴の登場シーンw

マッチョマンてw

そしてボルダリングに登るときのBGM

さらには二人のデュエット。

このシーンはまじ最高です

ジョッシュ素敵。

 

こうゆう映画てだいたいティーン向けだったり。

イケメンだったりするけど。

この二人の設定とても好きです

 

プロフィールに盛りたくなるのも写真に盛りたくなるのもわかる

自分を作り上げる情報に嘘を混ぜた瞬間・・

たぶんもうしんどくなるだろうなぁ。

自分のありのままを出せる人

一緒にただ笑える人がどれだけ貴重か。

 

コメディ要素も強くてとてもよかった

 

 





 

エターナルズ

★★★☆☆ 3.5

 

f:id:mami-tasu:20211121234912p:plainf:id:mami-tasu:20211121235000p:plain

 

あらすじ

アベンジャーズ」シリーズをはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバースMCU)で知られるマーベル・スタジオが送り出すヒーローアクション大作。太古から人類を見守ってきた「エターナルズ」と呼ばれる者たちの活躍を、「ノマドランド」でアカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督が描く。「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、これまで人知れず人類を守ってきたエターナルズが姿を現し、未曽有の危機に立ち向かう。遙かな昔から地球に存在し、7000年もの間、陰から人類を見守ってきたエターナルズ。最凶最悪の敵サノスによって半分が消滅させられた全宇宙の生命は、アベンジャーズの戦いによって復活したが、その時の強大なエネルギーによって新たな脅威が誕生し、地球に迫っていた。その脅威に立ち向かうべく、これまで身を潜めていたエターナルズが再び集結する。

 

きたきたきたーーー!!

気持ちはこんな感じ!

 

そうか・・・マーベルはこうゆう感じになっていくんだね。

賛否両論。かな。

 

あまりにも多国籍。

それは悪いことじゃないけどなん盛り上がりきれないのはなんでだろう。

 

ヒーローに対するわくわくや憧れがちょっと希薄

アベンジャーズと比べていけないんだけれど。

人間味が強くて、でも利己的で、優しさや悲しさ、そして何よりも自己犠牲・

そうゆう彼らが大好きだったので。

もはやもともと人間じゃないって言われると・・・え?!??てなる

確かに、ヒーロー界における、ゲイのヒーローや聴覚障害のヒーローなどは

斬新だし、これからの時代に即した内容なのかもしれない

 

実際に彼らは、すごい

ゲイのファストス:天才発明的な

聴覚障害のマッカリ:高速移動(推せる!)

 

もちろん彼らのキャラクターや背景はとてもいい

そこはやはり天下のマーベル

魅せ方をわかってる!!!

 

アンジーのセナ様:美しすぎるのにちょっと不安定なのは最高

ギルガメッシュなマドンソクとの関係性は推せる!

と、思ったら早々に退場?!?!?

 

イカリス:んーーーなんか葛藤が薄い もっと自分の頭で考えろ

セルシ:美人さんだけど主人公なのかな??

エイジャック:え?・・治癒能力のみ?

 

なんだろう。ちょっとみんなパッとしなくない?

すごいけどね?すごいけどさ。

比べていけないの、そう思いながらどうしても彼らと比べてしまう

 

今回はスケール感がまだ

これから話が繋がっていくんだなって思うんだけど。

ワクワク感が足りなかった

 

エターナルズが第1作目から死んでるメンバーいるんだが。

早くもメンバー減ってる。。

エンドクレジットでえ?!?て感じw

 

 

 

魍魎の匣

★★★☆☆ 3.3

 

f:id:mami-tasu:20211108144728j:plain

あらすじ

戦後間もない東京で、美少女連続殺人事件が発生。引退した元女優・陽子(黒木瞳)の娘も姿を消し、探偵の榎木津(阿部寛)が行方を追うことになる。一方、作家の関口(椎名桔平)と記者の敦子(田中麗奈)は、不幸をハコに閉じ込める教団に遭遇。榎木津、関口、敦子らはそれぞれの謎を胸に、京極堂堤真一)の元へ集まってくる。

 

京極堂:魍魎とかに詳しい本物の人 堤真一がいいキャラしてる

榎木津:戦地帰りの阿部ちゃん こんなイケメンこの時代にいるのか 

関口:作家。何も出来ないけど作品と真相のために頑張る

敦子:京極堂の妹。いいキャラしてた。

 

ということで、とにかく豪華キャスト。

黒木瞳から宮藤官九郎など。あと宮迫もいた。

本当に豪華。

もはやそこがハイライト

 

そして3人の主人公が一番豪華。全員実力派ということで

演技はとてもよかったし、この3人が一同に集まってるときは

「なに?この集団?!」てなります

腐れ縁という関係性もなかなかによき

御箱?様のところにいったときの敦子も京極堂もめっちゃよかった

あのキャラがとてもいい

箱に詰められた手足。

途中で友達までバラバラにされて結局死んじゃったし

あの二人の関係や経緯は比較的謎なまま終わったんだが??

時系列やそれぞれの物語がごちゃまぜになってくるので

ストーリーとしては難しいとゆうか、なにこれて思う箇所はある

 

ラージャンルにあたると思いますが、

まさにこれは海外が作れないジャパニーズホラーなのではないかなと。

伝奇や昔の慣習にならった民俗学的な要素もあり

なんだかずっと怖いとゆうか、気持ち悪い。

たまに急にバラバラ死体。

魍魎といいつつ、結局は人がなす業。

先がうまく読めない展開もやはり京極夏彦(作者)感。

原作未読ゆえの、たまに意味不明だなって思うところもおおけれどw

あと、ちょこちょこ無理あるくない?の設定や

映像も、2007年と考えれば及第点じゃない??

 

豪華なキャスト◎

何度も流れる同じBGM△(飽きるわ)

オチは悪くない

しかし途中チープな下りは意味不明

雰囲気ずっと怖い

ジャパニーズホラー感はかなりある

 

まあ傑作ではないけどねぇ