Cinematic Chilli Pepper

偏見まみれの映画感想!映画や映像にまつわるアレコレを雑多に載せてます!

魍魎の匣

★★★☆☆ 3.3

 

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あらすじ

戦後間もない東京で、美少女連続殺人事件が発生。引退した元女優・陽子(黒木瞳)の娘も姿を消し、探偵の榎木津(阿部寛)が行方を追うことになる。一方、作家の関口(椎名桔平)と記者の敦子(田中麗奈)は、不幸をハコに閉じ込める教団に遭遇。榎木津、関口、敦子らはそれぞれの謎を胸に、京極堂堤真一)の元へ集まってくる。

 

京極堂:魍魎とかに詳しい本物の人 堤真一がいいキャラしてる

榎木津:戦地帰りの阿部ちゃん こんなイケメンこの時代にいるのか 

関口:作家。何も出来ないけど作品と真相のために頑張る

敦子:京極堂の妹。いいキャラしてた。

 

ということで、とにかく豪華キャスト。

黒木瞳から宮藤官九郎など。あと宮迫もいた。

本当に豪華。

もはやそこがハイライト

 

そして3人の主人公が一番豪華。全員実力派ということで

演技はとてもよかったし、この3人が一同に集まってるときは

「なに?この集団?!」てなります

腐れ縁という関係性もなかなかによき

御箱?様のところにいったときの敦子も京極堂もめっちゃよかった

あのキャラがとてもいい

箱に詰められた手足。

途中で友達までバラバラにされて結局死んじゃったし

あの二人の関係や経緯は比較的謎なまま終わったんだが??

時系列やそれぞれの物語がごちゃまぜになってくるので

ストーリーとしては難しいとゆうか、なにこれて思う箇所はある

 

ラージャンルにあたると思いますが、

まさにこれは海外が作れないジャパニーズホラーなのではないかなと。

伝奇や昔の慣習にならった民俗学的な要素もあり

なんだかずっと怖いとゆうか、気持ち悪い。

たまに急にバラバラ死体。

魍魎といいつつ、結局は人がなす業。

先がうまく読めない展開もやはり京極夏彦(作者)感。

原作未読ゆえの、たまに意味不明だなって思うところもおおけれどw

あと、ちょこちょこ無理あるくない?の設定や

映像も、2007年と考えれば及第点じゃない??

 

豪華なキャスト◎

何度も流れる同じBGM△(飽きるわ)

オチは悪くない

しかし途中チープな下りは意味不明

雰囲気ずっと怖い

ジャパニーズホラー感はかなりある

 

まあ傑作ではないけどねぇ